こんにちは。
じつは私、海外ビジネスを担当したり、外資系企業の日本支社長を務めたりして20年近く経ちます。
その間メールでやり取りした取引先はゆうに30か国を超えます。
そして悟ったことは、英文メールは短いほど良いということ。
なぜそうなのか?
理由は大きく2つあります。
1つ目は世界の大半の人たちは、英語のネイティブでないからです。
一説によると世界の英語話者15億人のうち、英語を母国語とする人は3.8億人という調査結果もあります。
そう、私たちが、英文メールを見てげんなりするように、相手もできれば読みたくないし、書きたくないのが英文メールなのです。
なのに世の中は、欧米人と流暢に会話する英会話スクールのCMや中づり広告で、ネイティブ並みの英語力が必要な印象を受けていませんでしょうか?
ご安心ください、そんな海外ビジネスにそんなレベルは不要です。
2つ目は短い英文であれば、ネットの無料翻訳ツールの和文英訳で十分対応可能だからです。
近年のいわゆるAI技術の浸透により、機械翻訳の精度は急速に向上しており、NTTコミュニケーションズ株式会社も、2019年9月に、TOIEC960点超えの精度を誇る機械翻訳サービスの提供を発表しています。
したがって、こと短い文章のやり取りだけであれば、頭を悩ませて英文を書かずとも機械翻訳で日本語の文章を英語に翻訳できてしまうのです。
ではそのうえで何が大切かというと、
それは伝えてたいメッセージが儲け話になりそうか、それだけです。
前置きが長くなりましたが、海外ビジネスを始めるのであれば、まずは英文メールで連絡してみようということです。
では気を取り直し。。。
あるいは英語に苦手意識を持っているかもしれない、皆さんにこれまでに培った英文メール(とコミュニケーション)のコツ少しずつお伝えさせていただきます。
みなさん海外の仕入先開拓で困ることはありませんか?
英語などとうに忘れた、という方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。
英文メールでのやりとりに英語の習熟は問題ありません。
場面に応じて下記文例をコピーペーストしていただければ、(ほぼ)問題ありません。
<< 取引開始時編 >>
キモは、最低限の『自己紹介』と『あなたの商品を買いたい』という意思表示。
まずはこれで十分です。
***以下例文***
Dear Sirs,
My name is 名前 from Tokyo, Japan.
I sell xxxxx.
I am interested in your products to sell in Japan.
Could you send us your catalog?
Best regards,
名前
***以上!***
***和訳***
ご担当者様
日本の東京の○○といいます。
××を売っています。
あなたの商品を日本で売ることに興味があります。
貴社のカタログを送っていただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
○○
***以上!***
いかがでしょうか?
改めて、ビジネスメールで大事なのは 商売になりそうか それだけです。
次回以降、交渉の進捗に沿った内容を追加してまいります。
気楽にどんどんメールを送って海外パートナーを開拓していきましょう!
覚えたての英語で商談をこなすためのコツを知りたいかたはこちらの記事をご参考ください。
コメントをお書きください